モノが歪んで見える現象

普段何気なく見ているものが歪(ゆが)んで見えたり、ぼけて見えたりすることを
『収差』といい、大きく分けると「色収差」と「単色収差」があります。

単色収差は、「球面」「コマ」「非点」「歪曲(わいきょく)」「像面湾曲」
の5種類で、球面収差、コマ収差が大きいと「高次収差」の可能性が大きくなります。

高次収差の大小

球面収差、コマ収差は、特に夜間の視力低下に影響するといわれています。
眼球光学的に追求していくと説明に詰まってしまいますので省略しますが、要するに、

角膜に局所的な歪みがあると、モノを見たときに像として正確に映らないのです。
従来の技術では、視力は矯正できても角膜の歪みまでは補正できませんでした。

角膜の歪みを解消する『Wave-front(ウェーブフロント)』

この角膜の歪みまでを解消して、「より良く見えるように矯正してしまおう」
という技術が『ウェーブフロントレーザー』というものです。

レーシックは、本来であれば視力を回復することが目的だったはずですが、
このWave-front(ウェーブフロント)技術が確立されたことによって、
視力の回復はもちろん、”見え方の質”まで追求できるようになったのです。

オーダーメイドのレーシックが可能に

Wave-front(ウェーブフロント)は、角膜の形状や歪みといった特徴を、
コンピューターによって正確に解析して、細かなデータを数値化します。
その角膜の解析結果を基に、エキシマレーザーの照射パターンが決まります。

オーブスキャンⅡzと高次収差解析装置ザイウェーブⅡによる解析結果

また、ウェーブフロント技術は、今までできなかった高次収差の測定・解析を可能にし、
矯正できなかった『不正乱視』もレーシックで矯正することが可能となりました。

カスタム照射(カスタム・ビュー)

高次収差の程度や状況も人によってまちまちです。
一人ひとりの角膜は、千差万別といっていいでしょう。

洋服をオーダーメイドするときには、首周り、背中の幅、腕の長さ、胸囲、胴囲など
それぞれの身体(個性)にあったものをオーダーするかと思います。

カスタム照射によるレーシックのオペ風景

レーシックでも、ウェーブフロントによってはじき出された各人の角膜データにより、その人に合うように、
カスタマイズされた治療計画がオーダーメイドであり、
カスタム照射ができるレーザーを
『ウェーブフロントレーザー』とよんでいます。

角膜のデータ解析を行なう検査機器

オーダーメイドのカスタム照射を行うには、より精度の高い検査が必要となります。
エキシマレーザーをどのように照射するかは、精密検査の解析データが基になりますから、
より高性能な検査機器によって行うことが求められます。

国内大手のクリニックが採用している検査機器

機種 術式 採用クリニック

オーブスキャン・ウェーブスキャン
(デュアルワークステーション)
ザイウェーブ・トポグラフィー
イントラ・
カスタム・
レーシック

ASモード
TSモード
ZDWモード
PTAモード
錦糸眼科

ウェーブスキャン・ウェーブフロント
iLASIK 神戸神奈川アイクリニック

SBC新宿近視クリニック

ウェーブ・フロント・アナライザー
ZLASIK 品川近視クリニック

オーダーメイドのレーシックを提供する術式

  • iLASIK
  • ZDWLASIK
  • ZLASIK

レーシック・屈折異常・術後の副作用・眼の検査などの基礎事項

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レーシックについて
レーシック・イントラレーシックの手術概要・流れ、角膜厚によっては手術ができないケースなど
初診検査について
初診検査でわかること
角膜屈折度検査、角膜形状解析などによって、現在の目の状況や手術の可否がわかります。
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副作用・合併症・失敗について
術後のドライアイ、ハロ、夜間視力低下などの副作用や合併症、レーシック失敗に関することなど。
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近視・遠視・乱視は治ります
正常な眼とは?屈折性近視・軸性近視・遠視・乱視など、屈折異常についての基礎知識。
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角膜のフラップ生成に利用するレーザーの種類と特徴。採用クリニック。
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強度近視は、ドクターの執刀技術や医療機器の高度利用によって矯正できるようになりました。
角膜を削る医療器具
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手術の精度・結果に深く関係する、
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ウェーブフロントレーザー
角膜の歪みを解消する技術
ウェーブフロント技術で、オーダーメイドレーシックが可能に!検査機器の種類や採用クリニックの紹介
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